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優しすぎるSF-ジョナサンと宇宙クジラ-

ジョナサンと宇宙クジラ ロバート・フランクリン・ヤング

「たんぽぽ娘」を書いた優しすぎるSF作家の短編集です。
心が洗われるようでした。「ゴッド・ガン」のあとに読んだから特に(笑)

「九月は三十日あった」
男性は、店で「教師」のアンドロイドを買う。
だが、妻も子供もそのアンドロイドを気に入らなくて……。

ノスタルジーにあふれたお話でした。
ラストが悲しくも爽やかでした。

「ジョナサンと宇宙クジラ」
艦隊は、宇宙を旅するクジラと遭遇した。ジョナサンはクジラを殺害するために派遣されるが……。

優しいけれど転職ばかりしている少年が、自分の居場所を見つけるお話。
ジョナサンが抱く宇宙クジラを擬人化したイメージ(階段を下りてくる少女)が、いいなぁ。

「リトル・ドッグ・ゴーン」
アルコールにおぼれ落ちぶれた俳優が、一匹の犬と出会う。その犬は、瞬間移動ができた。

犬の忠実さに涙。
と思ったら、犬があるものを残していたことがわかって、更に感動。

「ジャングル・ドクター」
異星の少女は、勤務先の精神病院に行く予定だった。しかし、手違いから地球に来てしまう。
雪の中で倒れていた少女をある男が救う。その男の心の中をのぞきみた少女は……。

男をほうっておくこともできたのに、そうしなかった少女は優しいなぁ。
まさにシュバイツァー。

「いかなる海の祠に」
遺産を相続して金持ちになった男が、ある女性と出会う。二人は結婚するが、女性の体に変化が起こり……。

女性の変化とともに、二人の関係が変化してしまうのが切ないです。
でも、どちらも相手を思いやっていたところに感動しました。

タグ: SF
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