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巨大ビルの壁面で生活するSF-垂直世界の戦士-

垂直世界の戦士 K・W・ジーター

「シリンダー」と呼ばれる巨大なビルディングの壁面で生活する意匠師アクセクター。
彼が天使と出会った時から、運命の歯車が回り始めた……。

奇想天外な設定のSFでした。
最初は読むのに時間がかかりましたが、面白かったです。

まず、ビルの壁面で生活するってなんで?(笑)
ピトンと呼ばれる器具で身体を固定して移動したり、生き物のようなバイクで移動したりするのですが、
わざわざそこで生活する必要あるのか……と思いつつ。

主人公のアクセクターは、もともとビルの内側の水平な世界に暮していたのですが、
夢を追い求めて垂直な世界に来た男。

でも、水平な世界にいる昔の恋人に未練たらたらで、お金がなくて、冴えない人です。

彼の仕事は、人間の肌にフィルムみたいなものを埋め込んで映像を映し出す意匠師。まあデザイナーみたいなものです。
なんのためのデザイナーかというと、戦闘部族が自分の強さをアピールするため。

とても説明しにくい世界観なのですが、「北斗の拳」にサイバーパンクがミックスされた世界という感じでしょうか。

最後は、主人公の成長が見られて爽やかでした。

タグ: SF
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凶悪犯との最後の戦い-任務の終わり-

任務の終わり(上)(下) スティーヴン・キング

探偵社を営むホッジズのもとに、刑事時代の相棒ピートから連絡が入る。
6年前に、“メルセデス・キラー”により重傷を負った被害者が殺害されたというのだ。
殺したのは、被害者の母親。
無理心中と処理されそうな事件について、ホッジズとホリーは調査を始めるが……。

ホッジズシリーズ三部作の完結編。
ホラーテイストが強くて、三部作の中では一番面白かったです。

読む前は「任務の終わり」というタイトルがいまいちだなぁと思っていたのですが、
読み終わると納得。そして、切なくなりました。

このシリーズはミステリーではありますが、謎解きよりも、
ホッジズと周りの人々の人間関係の描き方が素晴らしかったです。

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仕組まれた陰謀-彷徨える艦隊10 巡航戦艦ステッドファスト-

彷徨える艦隊10 巡航戦艦ステッドファスト ジャック・キャンベル

ダンサー族と共に地球を訪れたギアリー。
アライアンス宙域に帰還しようとしたところ、“トーントレス”の乗員2名が何者かに拉致されるという事件が発生する……。

久し振りに読んだ彷徨える艦隊シリーズ。

やっぱりギアリーは頼りになります。
何をしでかすかわからないシーフォートとは大違いです^^;

数秒の猶予しかない状態で正しい判断ができるところが、すごいです。
タグ: SF
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シュールでリアルなSF-ラブスター博士の最後の発見-

ラブスター博士の最後の発見 アンドリ・S・マグナソン

科学者ラブスターの発明により、世界は変わった。
人はコードレスにネットにつながり、
遺体をロケットで打ち上げて流れ星にする「ラブデス」、
最愛の人を計算して見つける「インラブ」、
そして祈りの先にある「ラブゴッド」……。

癖の強いSFなので、友達にはお勧めしにくいお話です。
面白かったですけれども。

世界は広告に支配されていて、突然CMを叫びだす「叫び屋」や
商品を売り込む「シークレット・ホスト」が都市にあふれています。

ステルスマーケティングですね。

現代そのものという感じ。

妻を亡くし息子たちも離れてしまったラブスター博士が、娘におとぎ話として自分の生涯を語るシーンがあるのですが、そこが一番よかったです。

あと凶悪なミッキー(笑)

「一億の星祭り」は予想通りの結果で、少し残念でした。
もっと予想を裏切るような結末だったらよかったなぁ。

タグ: SF
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ポアロが謎の組織と対決-ビッグ4-

ビッグ4 アガサ・クリスティー

国際的犯罪組織<ビッグ4>とエルキュール・ポアロの対決!

面白かったです。

もともと短編だった話を何個かくっつけて長編にした話だそうで、いくつもの事件が次々に起こります。
他のクリスティー作品とはちょっと違う感じです。

ナンバー・フォーは、変装の達人である暗殺者で、どの人がナンバー・フォーなんだろう、と思いながら読むのが楽しいです。

ポアロとヘイスティングズの友情にぐっときました。

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ポアロのライバル登場-ゴルフ場殺人事件-

ゴルフ場殺人事件 アガサ・クリスティー

ポアロのもとに助けを求める手紙が届いた。差出人は、フランスに滞在中の富豪ルノー。
ポアロはルノーの屋敷に赴くが、到着した時には既にルノーは殺害されていた……。

どんでん返しが面白いミステリーでした。

ポアロのライバルとして、パリ警視庁のジロー刑事が登場するのですが、
ポアロとは調査の仕方が全然違っていて面白かったです。

ポアロがジロー刑事から巻き上げたお金で、“猟犬“の置物を買うところに、にやりとしました。

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切なく美しい詩集-孔雀のパイ-

孔雀のパイ ウォルター・デ・ラ・メア

イギリスの小説家、詩人デ・ラ・メアの詩集です。

イギリスっぽくて、少し影のある、美しい詩でした。

挿絵もきれいです。

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人類が生き残るための壮絶な戦い-女帝の名のもとに ファースト・コンタクト-

女帝の名のもとに ファースト・コンタクト マイケル・R・ヒックス

テラの航宙軍探査艦〈オーロラ〉は、知的生命体〈クリーラ〉と遭遇した。
彼女達は、人類よりはるかに進んだ科学を持ち、女帝の栄光をたたえるために闘う種族だった。
〈オーロラ〉の乗員は、一人を残して全員殺害される。
人類と〈クリーラ〉の壮絶な戦いが始まる……。

艦隊戦あり、白兵戦ありの戦闘シーンが魅力的なSFでした。

クリーラは、青い肌で牙のある女性の種族で、剣や投擲武器、鞭で暴れ回ります。

でも、残酷なわけではなく、命がけで戦う者に対しては敬意を払うので、爽やかさを感じました。

日系人イチローの描写は、ちょっと引きましたが……。
家庭内暴力をふるう父親、耐える母親、って、日本ってそんなイメージなのかなぁ(笑)

タグ:SF
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フロスト警部危機一髪-フロスト始末-

フロスト始末 R・D・ウィングフィールド

フロスト警部は、マレット署長に文書改竄の証拠をつかまれ、デントン署を去ることに……。
スーパーマーケットの脅迫事件、強姦、失踪などなど、たくさんの事件に追われて、今回もフロスト警部は不眠不休。

面白かったです。
やっぱりこのシリーズは面白いなぁ。

いつも下品なのは相変わらずなのですが、今回のフロスト警部は少し涙もろく、
亡くなった奥さんとの思い出を回想するシーンでは、読んでいるこちらももらい泣きしそうになりました。

最後は、新しい恋(?)も芽生えたようで、よい終わり方だと思います。

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秘密結社の謎を追う男-木曜日だった男 一つの悪夢-

木曜日だった男 一つの悪夢 チェスタトン

十九世紀ロンドン。
詩人のサイムは、日曜から土曜日まで七曜を名乗る男たちの秘密結社に“木曜日”として潜入する。
そして、追いつ追われつの追跡劇が始まる……。

ミステリーとも探偵小説とも言い難い不思議なお話でした。
ブラウン神父シリーズで有名なチェスタトンですが、こういうお話もあると知って意外に思いました。

ちょっと笑えるボルヘスみたいな感じ。

風景の描写が独特できれいでした。

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